事件の被害(北朝鮮による拉致)
前書き
拉致事件は、過去の出来事ではなくて、今起きていること。これからも起こり得ること。他人事ではなくて、自分や自分の家族に起こり得ること。
同胞がさらわれたまま、我々は一体何をしているのでしょうか。今取り返しに行かないで、いつ行くのでしょうか。
およそ80年前に、祖国を護る為に戦った先人を、今、誇りに思います。翻って、拉致された同胞を取り返しに行かない我々を、80年後に、後人はどう思うでしょうか。
安倍総理でさえ取り返せなかった今、どうしますか。
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目次
- 被害者数
- 失踪時期
- 失踪場所
- 参考
被害者数
被害者数は、はっきりとはわかりません。
政府
政府認定の拉致被害者: 12件17名(帰国者5名含む)
拉致の可能性を排除できない事案: 約900名
警察庁
北朝鮮による拉致容疑事案: 13件19名(政府認定17名含む)
拉致の可能性を排除できない事案に係る方々: 約900名
救う会
救う会認定の拉致被害者: 17件24名(政府認定17名含む)
特定失踪者問題調査会
特定失踪者(北朝鮮による拉致の可能性を排除できない失踪者): 約200名
北朝鮮に拉致をされた可能性が高い失踪者(1000番台リスト): 77名(救う会認定2名含む)
約900名
失踪時期
拉致された人、拉致された可能性が高い人の失踪時期
昭和28年~平成10年 (1953年~1998年)
(政府・警察認定、救う会認定、調査会(拉致濃厚)認定)
失踪場所
拉致された人、拉致された可能性が高い人の失踪場所
日本国内(93人)、海外(5人)、不明(3人)
(政府・警察認定、救う会認定、調査会(拉致濃厚)認定)
参考
拉致の可能性を排除できない事案に係る方々|警察庁Webサイト
調査会公開及び警察発表特定失踪者リスト【調査会NEWS3191】(R02.2.18) | 特定失踪者問題調査会
メモ
拉致の可能性を排除できない事案 883名
現在,日本政府は北朝鮮に拉致された被害者として上記17名を認定しているが,さらに,北朝鮮による拉致の可能性を排除できない者として883名(2018年10月現在)に関して,国内外からの情報収集や捜査・調査を続けている。
日本国内で拉致された朝鮮籍の拉致被害者
2007年4月,警察は,1973年に国内で失踪した朝鮮籍の幼い姉弟(高敬美(コ・キョンミ)さん,高剛(コ・ガン)さん)の失踪事件を,北朝鮮による拉致であると判断した。
政府認定の拉致被害者|外務省
日本政府は,拉致は国籍にかかわらず重大な人権侵害であり,同時に我が国の主権侵害に当たることから,北朝鮮側に対し,原状回復として被害者を我が国に戻すことを求めるとともに,同事案の真相究明を求めている。