日本の職人から世界企業をつくる
職人.com(令和2年7月)
日本中の人々、世界中の人々が、価値ある工芸品を日々楽しんで使われることを考えると心躍ります。
いくつの店を作るか、いくらの売上を上げるかよりも、日本発の工芸品がどれだけ多くの人たちの生活の一部になれたかを成長の指標にしていきたいと思っています。
そして日本の職人による手仕事を通じて、歴史や文化が培ってきた日本ならではの価値を伝えてまいります。
また、最も貧困にある世界の人たちを助けることはできないかと数年間悩んだ末に降ってきた答えは、寄付や援助ではなく、本業に邁進することで彼らに良い影響を与えるというものでした。
自国の職人から世界企業をつくっていく過程で、「自国の伝統技術から我々も何かできるのでは」という気付きを与えていきたいと思います。
そして、彼らが独自の強みを失うことなく、自国の伝統や文化を生かし夢を持って立ち上がる、そんなきっかけをもたらすロールモデルに我々がなりたいと思います。
この大きな夢も、我々の努力はもちろんのこと、お客様一人一人の支持なくしては成し得ません。
毎日の対応に少しでも驕りが見られたら達成など不可能でしょう。
一人一人のお客様に最高の満足をしてもらうこと。
ここの商品だったら間違いないという信頼をしてもらえること。
たくさんのお客様に選ばれ続ける店になれるよう一日一日を精一杯、とは言っても身体を壊すことのないよう、楽しく、わくわくを胸にやっていきたいと思います。
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職人.com(令和2年7月)