古より守り伝えられる家伝の秘法
技 | 印伝の世界 | 印傳屋 | INDEN-YA(令和2年5月)
「日本人は藁の煙だけを用いて巧みに着色する」。信長に謁見したことでも知られる宣教師ルイス・フロイスが、著書で驚嘆を記した燻べ技法。鹿革をタイコ(筒)に貼り、藁を焚いていぶした後、松脂でいぶして自然な色に仕上げる古来の技です。印伝のルーツともいわれ、印傳屋の遠祖・上原勇七より代々家長の勇七のみに伝えられてきた技法のひとつ。熟練の職人だけが駆使できる日本唯一の技を今も守り続けています。
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印傳屋(令和2年1月)